- 2005-12-09 (金)
- 仕事
今日は、先週振り替えたファイナンスクラスの5回目。
ケースを元に、LBO(借入金による企業買収)のメリット、デメリットなどを学びました。
本日の学び
★定性的な情報をどのように捉え数字に反映させるかが重要!
定量的な情報は強力だが、計算することが重要ではない。
事業環境に関する情報をどのように考えて数字に落とし込んだかを説明できるようになることが重要
■LBOに向いている企業とは
・負債を活用することによる節税効果(Tax Sield)が有効に働く企業
負債比率が低い、現金化可能な資産が多い、将来にわたるキャッシュフローが安定している、etc
・経営陣が優秀な企業
インセンティブにより経営陣の指揮が向上するため
■LBOの価値源泉とは
・タックスシールド
資産の再評価による、減価償却費の増大から発生する節税効果
借入金の増加による、支払利息の増大から発生する節税効果
・非上場による経費節減などの効果
■WACCとAPVの使いどころ
・WACCの限界
株式の市場価値がわからないとWACCにおける株式のウェイトがわからない
WACCは、資本構成が安定していることを前提としている→LBOのように、大きく資本構成が変わってしまう場合は向いていない
・WACCの使いどころ
会社全体と相似のプロジェクト(株式の市場価値が計りやすい)
会社の本業とは異なる業界に属するタイプのプロジェクト(ベンチマークが存在する)
・APVの使いどころ
資本構成が安定しない場合(LBOなど)
株式の市場価値が計りにくい場合
■割引率について
・APVにおいても、要素毎にリスクを見積もり、割引率を使い分ける必要がある
非上場化することによる経費節減など、実現性の高いものはリスクフリーレートに近く、減価償却費による節税などは、投資の不透明さが発生するため、ROEに近い
■株価の理論値の計算
・現在の時価総額に、LBOによる付加価値を足しこみ、発行株式数で割る方法
・将来の予測PERを元に、株価を算出する方法
・将来発生するFCFとWACCを用いてNPVを算出、LBOによる節税分を足しこみ、発行株式数で割る方法
などがある
うーん。むずかしい。頭がプスプスいってますよ。
クラスの最初に、先生が日経新聞から引用した花王とカネボウの記事や、自社株買いによる企業価値増大の記事について「本当にそうなのか?」ということを議論したのですが、良く考えると記事の内容に疑問点が結構でてきて、面白かったです。
「自社株買いによって企業価値を拡大する企業が増えている」という記事にある、自社株買い→企業価値拡大というのはまったくの間違い。
自社株買いを行って配当で株主に還元することは、株主にとってはうれしいことですが、結局バランスシートが小さくなってしまうので、企業価値の拡大にはつながらないのですね。
さて、来週火曜日はいよいよレポート提出。週末は頑張らねば。
FlashMindの開発もしたいんだけど時間なさそうだなぁ。
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